🇨🇱 チリ — 2026年4月9日(木曜日)
注目の出来事を、現地在住エディターの目線でお届けします。
発行 — 4月12日 午前5:13 (local) · 4月12日 午前9:13 (UTC)
編集者 · サンティアゴ在住3年目の鉱業関連ビジネスマン
サンティアゴ
晴れ
降水確率 0%
紫外線 5
金曜日にかけて山間部で局地的な雷雨や小雨の予報がありますが、市内中心部は穏やかな秋晴れが続きそうです。
リチウム輸出が急増、世界銀行もチリの成長予測を上方修正
2026年第1四半期のリチウム輸出額は15億2,300万ドル(FOB)に達し、前年同期比で約3倍に急増しました。価格の回復が功を奏しています。また、世界銀行は最新のレポートで、チリの2026年のGDP成長率予測を2.4%へ上方修正しました。これは中南米平均の2.1%を上回る数字です。
編集者メモ
リチウムの数字は驚異的ですね。最近の銅価格の動きと合わせて、鉱業セクターの現場も少し活気が戻ってきた感覚があります。為替(CLP)もこの流れでもう少し安定してくれると、輸入コストを計算する身としては非常に助かるんですが…。
バルディビアの大学で科学大臣が襲撃される事件が発生
チリ南部バルディビアの国立大学(Universidad Austral)で、公務で訪れていたヒメナ・リンコラオ科学大臣が学生グループから身体的な暴行を受ける事件がありました。当局は既に3人のリーダーを特定しており、政府は刑事告訴に踏み切っています。
編集者メモ
大学という場所で、しかも現職の大臣に対して…。かつての大学の自治や議論の場としての面影が、今の殺伐とした雰囲気で塗り替えられているのを見ると、正直ため息が出ます。現場の緊張感は相当なものでしょう。
インフレ懸念再燃、3月の消費者物価指数(IPC)が1%上昇
3月のIPCは予想を上回る1%の上昇となりました。燃料価格の高騰が主な要因で、年間インフレ率が4%を超える可能性が出てきています。専門家は4月も1.5%前後のさらなる上昇を予測しています。
編集者メモ
物価上昇の波は止まりませんね。ガソリン代がダイレクトに効いてくるので、物流コストへの転嫁は避けられないでしょう。投資家もこのインフレ率をどう織り込むか、頭の痛いところです。
住宅価格抑制へ、政府が「都市計画」の大胆な見直しに着手
居住用建物の密度制限を緩和し、駐車場の設置義務を弾力化する法案が6月26日を目標に準備されています。政府はこの措置により、住宅価格が最大15%下落すると予測しています。
編集者メモ
サンティアゴ市内の不動産価格は高止まりが続いていたので、これが本当に実現すれば歓迎されるはずです。ただ、不動産業界からは「新基準待ちでプロジェクトが一時停止する」という懸念も聞こえてきており、まさに諸刃の剣といったところ。
マヌエラ・マルテリ監督がカンヌ映画祭に出品決定
チリの映画監督マヌエラ・マルテリの新作が、カンヌ映画祭の「ある視点」部門に選出されました。1992年を舞台にしたフィクション作品で、チリの女性監督として歴史的な快挙となります。
編集者メモ
これは嬉しいニュース。最近は政治や経済の重い話ばかりで少し疲弊気味でしたが、チリの文化面での躍進は素直に誇らしいです。
参考メディア: La Tercera
