🇧🇷 ブラジル — 2026年4月11日(土曜日)
注目の出来事を、現地在住エディターの目線でお届けします。
発行 — 4月12日 午前6:13 (local) · 4月12日 午前9:13 (UTC)
編集者 · サンパウロ在住5年目のビジネスマン
São Paulo
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ブラジルと米国、武器・麻薬密輸対策で実時間データ共有の合意
ブラジルと米国は、組織犯罪対策に関する新たな協力合意を締結した。この合意により、両国は船や航空機による貨物情報を実時間で共有する。特にフロリダから部品として密輸される銃器の対策が急務となっており、ブラジルのプログラム「Desarma」と米国の国境警備データが直結されることになる。また、ブラジル政府はPCCやコマンド・ヴェルメーリョのテロ組織指定を米国側が検討していることに対し、外交ルートを通じて慎重な対応を求めている。
編集者メモ
ようやく実効性のある協力体制ができましたね。フロリダ経由で銃器がバラバラになって送られてくるのは公然の秘密でしたから。これで少しでも治安が良くなればいいのですが。
2025年の税負担率がGDP比32.4%で過去最高に
2025年のブラジルの税負担率がGDP比32.4%となり、過去15年で最高水準に達した。連邦税の増収や、IOF(金融取引税)の引き上げが主な要因とされる。経済専門家からは、政府が支出管理を怠り、増税で収支を改善させようとしている現状に対し、経済成長を阻害するとの懸念が示されている。
編集者メモ
また税金ですか…。ブラジルでビジネスをしていると、常に重い税負担と戦っている感覚です。これでは新規投資も慎重にならざるを得ません。
アルテミス2号ミッション、無事に地球帰還
50年ぶりの有人月周回ミッション「アルテミス2号」が10日夜、太平洋上に着水し、無事に終了した。4人の飛行士は着水後、米海軍の艦船に収容され、健康状態は良好と報告されている。このミッションは、将来的な月面基地建設や火星探査に向けた重要なステップと位置付けられている。
編集者メモ
着水映像は見応えがありました。50年前のアポロ時代とは桁違いの技術ですが、それでも宇宙飛行は命がけです。彼らの帰還は、今後の宇宙開発にとって大きな自信になるはずです。
アマゾナス州でFBIエージェントの父が薬物ラボ運営の疑いで逮捕
マナウスの高級マンションで薬物ラボを運営していた米国籍の男が逮捕された。男はFBI捜査官の父親であることを公言し、警察を威嚇したが、実際に関与が確認された。州警察は、男が米国との間を頻繁に行き来し、麻薬密輸のネットワークを構築していた疑いがあると見ている。
編集者メモ
「FBIの父」を名乗って脅すなんて、まるで映画のような話ですが、現実の麻薬ラボの話となると笑えません。国際的なネットワークがマナウスの高級住宅街にまで入り込んでいるのは恐ろしいことです。
クーデター未遂に関与した軍人ら、ついに収監
ブラジル陸軍は10日、クーデター計画に関与したとして有罪判決を受けた軍人3人を逮捕・収監した。判決は最大で禁錮17年に及び、最高裁は控訴を棄却している。なお、残る2人の主導者は国外逃亡中とされている。
編集者メモ
ついに司法の断罪が現実のものとなりました。軍内部の規律と民主主義の根幹に関わる問題だけに、社会的なインパクトは非常に大きいですね。
サンパウロの「廊下型キットネット」が物議
サンパウロ市南部の各エリアで、10平米以下の「廊下型」賃貸物件がSNSで拡散され批判を浴びている。賃料は400〜600レアル。経営者は「若い人の生活の第一歩」と主張しているが、居住環境の劣悪さに「監獄のようだ」との声が相次いでいる。
編集者メモ
10平米にトイレとベッドだけ。サンパウロの過密と家賃高騰の象徴のようですね。ビジネスとしては成立しているようですが、これを「生活のスタート」と言い切る感覚には少し驚きます。
イランの核交渉、米国との間で厳しい局面へ
米国とイランはパキスタンで和平交渉を開始するが、イラン側は「全資産の凍結解除」と「レバノンでの即時停戦」を条件に提示。トランプ大統領は「イランにカードはない」と強硬姿勢を崩しておらず、交渉は難航が予想される。
編集者メモ
中東の緊張はビジネスにも直結します。原油価格の乱高下はブラジルのインフレにも影響を与えますし、一刻も早く事態が沈静化することを願うばかりです。
ブラジル国内の移動販売で3人の射殺体発見
マラニョン州で、行商グループの男性3人が誘拐・殺害され、遺体が発見された。犯人グループは被害者の家を襲撃し、Pix(送金サービス)で約2万4千レアルを強奪した後、拉致を実行したと見られる。警察が殺人・強盗事件として捜査中。
編集者メモ
行商の方々がデジタル送金で身代金を奪われた末の殺害…。Pixの利便性が、犯罪者に悪用されるという側面が強調されてしまう悲しい事件です。
参考メディア: g1, Folha de S.Paulo
